効能又は効果
- 2型糖尿病
- ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
- (1)
- 食事療法、運動療法のみ
- (2)
- 食事療法、運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用
- (3)
- 食事療法、運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用
- (4)
- 食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア系薬剤を使用
- (5)
- 食事療法、運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用
効能又は効果に関連する使用上の注意
- 糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意すること。
用法及び用量
- 通常、成人にはアログリプチンとして25mgを1日1回経口投与する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
- 中等度以上の腎機能障害患者では、排泄の遅延により本剤の血中濃度が上昇するため、腎機能の程度に応じて、投与量を適宜減量すること。(【薬物動態】の項参照)
中等度以上の腎機能障害患者における投与量
末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない。
※ : Ccrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)